50代から始める!失明を防ぐ3大眼病の症状チェックと効果的な予防
年齢とともに増える目の病気には、緑内障・白内障・加齢黄斑変性の3つがあります。これらの病気は、放置すると視力低下や、最悪の場合は失明に至ることも。しかし、早期発見と適切な対策で進行を抑えることが可能です。今回は、それぞれの特徴的な症状と、今日からできる効果的な予防法を解説します。 知っておきたい「3大眼病」サイン 1.緑内障 ―「見えない部分」が広がる前に 日本人の中途失明原因の第1位とも言われる緑内障は、視神経が損傷し、徐々に視野が欠けていく病気です。初期段階では自覚症状がないため、「サイレントキラー」とも呼ばれています。 こんな症状が出たら要注意: 視野の一部が見えにくい(特に周辺部) 階段で踏み外しやすくなる 車の運転時に標識を見落とすことが増えた 効果的な予防&対策: 40歳を過ぎたら年1回の眼科検診を習慣に 特に家族に緑内障の人がいる場合は必須 眼圧検査・眼底検査・視野検査をセットで受けるのが理想的 2.白内障 ― 水晶体の“曇り”を取り除く方法 「目のレンズ」である水晶体が白く濁ることで起こる白内障。加齢が主な原因ですが、糖尿病などの生活習慣病もリスク要因になります。 最新の治療情報: 初期なら進行を抑える点眼薬が有効 根本的な治療には手術が必要...